【ROCK SHOES COMPANY】

当ショップはGEORGE COX(ジョージコックス)社製、 または同ブランドの靴やその他靴関連商品などを取り扱う専門店です。 インターネットだけでなく実店舗もあり、関連商品の品揃えや在庫数は西日本最大級であると自負しております。 イギリス生れのこのブランドに強いこだわりを持ち、GEORGE COXの歩んできた歴史や、 それらが生み出した文化、世界観を同時にご紹介していければ、と考えております。 数ある靴やブランドの中から、一人でも多くの方々にGEORGE COXを選んで頂けるよう、 商品の提供だけに留まらない店舗を目指してまいります。

【ラバーソールの起源と歴史】

100年以上の歴史を持つGEORGE COX(ジョージコックス)が半世紀前に生み出した “Brothel Creeper(ブローセルクリーパー)”は、 今もなお「ラバーソール」の愛称で、多くの方に愛用されています。 その一足一足にお客様の歴史や思い入れがあり、こだわりを持って履かれている方が多いのも、 その理由がひとえにGEORGE COXが歩んできた歴史にあると言っても過言ではありません。 GEORGE COXの代表的な一足である「ラバーソール」の起源として有名なものとしては、 キングス・ロードのショップ「ROBOT」の別注品であると言われておりますが、 ロイドジョンソンのショップ「ジョンソンズ」であったとも言われております。 その特徴的なデザインと、ビートルクラッシャーとも呼ばれるラバーソールの別称から、 かつて農園などの就労者が害虫を踏み潰していた作業靴が原型であるかも知れません。その由来やルーツは定かにならずとも、 ラバーソールを履き歴史を繋いできた多くの若者たちにとって、 ルールや既成概念に捉われないオリジナルな文化や思想で履かれていたという事実は揺らぐことなく、 彼らにとっての「ラバーソール」の用途は自己表現であったかもしれません。 その表現者の中にはピストルズやクラッシュ、ストレイキャッツなど多くのミュージシャンや、 ヴィヴィアン・ウエストウッドなどがおり、彼らの音楽や思想と共にジョージコックスという靴も広がって行きました。

【ジョージコックスの今】

GEORGE COXは現在もなお、イギリスで生産を行っており一般的に知られているラバーソールはもちろん、 レザーソールで仕上げたオーソドックスなドレスシューズや、履き心地を重視したエアクッションソールを装着したモデルなど、 様々なデザインのシューズやブーツを生み出しております。 また最近では日本国内の人気ブランドや、大手セレクトショップからも別注モデルがリリースされ、 当店で取り扱っているアイテム以外の物も数多く存在します。 ブランド創設から約1世紀、人気やブームにさらされることもありましたが、 先に述べたようなコアなファンの方々から支持きたからこそ、今なお色あせずにそのイメージを保っています。 それは、GEORGE COXというブランドがこれまでに培ってきたブランド力と、 一途に靴作りを続けてきた事が一番の理由であると私たちは考えています。